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Lipscani/ リプスカニ〜ブカレスト旧市街1

ワルシャワの共和国宮殿に続き、ブカレストで見ておきたい建造物と言えば、議事堂宮殿だろう。

エアビーで街の中心部(Centrul Vechi)にアパートを取ったので、ニコラエバルチェスク通りから旧市街、さらには議事堂宮殿まで歩いてみることにした。

ブカレストの街並みはとにかく様々なスタイルの建物がひしめいているので、散歩するだけでも面白い。

旧市街では、Cărturești Caruselというブックストアが目当てだ。

本屋に行く前に生地屋Sharbekがあったので、のぞいてみる。日本でいう水引のような、縁起担ぎの紅白の飾りなどを購入。生地もベルリンに比べると、かなり安くで買える。1/3くらいだろうか。

ランチは友人が調べてくれたルーマニア料理レストランla mamaで。

ワルシャワも料理の味付けが優しく口に合ったが、ブカレストも同様にスープがとても美味しい。

Bors de Curcan / 七面鳥のスープ 16,0 lei(約4ユーロ)

ドイツは全体的に塩味が強く大味なことが多いので、他所の国に行くと大抵美味しく感じる、というのは言い過ぎだろうか。

カフェ併設のコンセプト書店、リプスカニ通りにあるCărturești Carusel。店内に入ると美しい内装にため息が出る。

socialist modernist architecture romania and the republic of moldovaという書籍があれば購入したかったのだが、店員さんに尋ねると残念ながら置いていなかった。

それどころか、その店員さんに日本語の学習方法について逆に聞かれてしまった。流暢な英語を話す20代後半の男性である。

アニメなど、日本のカルチャーに興味があり、一度日本に行ってみたいのだとか。日本人の働き方に関する現状や引きこもりなどについてもきちんと把握していた。

ただ月収が2000レイ(500ユーロ)程度で、日本行きのフライトがほぼ月収に当たるため、渡航費と滞在費を捻出するのがなかなか難しいのだそうだ。

ブカレストはこれから伸び代があるので面白くなるのでは?と聞くと、実際に住んでいると腐敗した政治にインフラ整備の遅れなどといった点でストレスが多いという話だった。

歩道の状態は目抜き通りでもかなり悪い

とにかく若い人にはどんどん外に出て欲しいので、日本の友人を紹介したいと思っている。

まだ道半ばだが、今日はこの辺で。

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