今年の秋休みは例年と少し様子が違う。
5年生になった娘。どうやらかなり難しい内容の宿題が出ているようなのだ。
ミヒャエル・エンデの「モモ」を一冊読んで、読解問題を50問解かないといけないらしい。
そのためか、連日、友人の家か自分の家でクラスメートと宿題をしようと試みているのだが、端で見ていると時間ばかりが経ってなかなか進んでいない様子。
このままだと、チェコの山に宿題を持ち込みだなぁ、という感じである。やれやれ。
これまで休暇中に宿題など全く出ていなかったのだから、子供たちにとってはなぜ突然山のような宿題を出されるのか理解できないだろうと思う。
ドイツの小学校はこんな風に少し極端なところがある。0か100か。
ギムナジウムに上がると、これまた小学校とは比較にならないほど勉強の量が増えると聞く。5年生からのこの手の宿題も今後を見据えた内容になっているに違いない。
とまあ、ドイツ語で本を読み込んで内容を理解した上で、ドイツ語でまとめるという宿題になってくると、ドイツ語ネイティブではないこちらの出る幕はもはやほとんどない。
今回はたまたま内容が分かっている本なので、ある程度の手助けができるが、全く知らない内容の本になってくるとそうも行かない。
ただ、高学年になってくれば親が手助けせずとも、クラスメート同士で協力してやればいいと思っているので、それはそれでいいのかもしれない。
それでも、「こういう風にまとめたんだけど、これでいいと思う?」などと子供は平気で聞いてきたりもするので、邪険に放っておくわけにもいかないのである。
「この人は日本人でドイツ語ネイティブではないから、質問してもしょうがない。」なんて子供はいちいち考えないのだから、聞かれた方は堪ったものではない。
さて、この連日の宿題セッションとポケゴーがいつのまにかセットになってしまったらしく、今日も宿題の後にさらに別のクラスメートが合流することになった。
そう、今日はポケゴーのミューツーレイドが18時から1時間行われるのだ。
レイドアワーでは伝説ポケモン(普段は出現しないポケモン)が大量に発生するボーナス的なイベントである。
日頃はこっそりと大人だけでポケ活をしているというのに、休暇中は子連れ(しかも4人も!)でやる羽目になってしまった。
このままだと、クラスメートの保護者に白い目で見られかねないではないか。
仕方がないので新規にポケゴーを始めた子供たちにはチームイエローに参加してもらうことにし、フレンズ申請もしてもらっている。仲間が増えるのはいいことだw
それはそうと、レイドアワー前だというのに男子2人ともが、携帯のバッテリーが20%以下!?という状態でやってきたのには笑えた。
「これじゃだめー!充電して!!」出だしからメチャクチャであるw
1時間でゲットできたのは4体でなかなかいいペースだったが、なんせガチャガチャわちゃわちゃであったので、自分のHPが限りなく削られたのが正直キツかった。
子供たちのパワー恐るべし。まさか明日のギラティナの(リベンジ!)レイドアワーにもぞろぞろ来ないだろうな。。前回は収穫ゼロだったので、お手柔らかにお願いしたいところである。