Horní Podluží駅に着いたので、列車の時刻案内表を確認してみる。
「あれー、電車走ってないのかな??」
ここでまた例の「シーズンオフの平日」という最悪の事態が。列車が来ませーん。何も走ってないのか?いやいや、そんなはずはない。駅なのだから、近くにバス停くらいあるだろう、と慌てて駅に面した道路に突進する。バス停はあった。が、時刻表はこの通りスッカスカである。
どこにもKrásná Lípaの表記がない。なんとなーく、3つ目のRybniště駅まで行ってみて、列車に乗れるかどうかという感じである。14時過ぎだったので、仕方なく微かな希望を持って49分に来るであろうバスを待つことに。これ来なかったらキツイなぁ。
ここまで歩いた距離は既に10キロ程度。バスが来ないとなると、タクシーを呼ぶかヒッチハイクでアパートホテルに戻るしかない距離だ。そうこうするうちに、バスの音が向こうからかすかに聞こえて来た。「助かったー。」ホッとしてバスに乗り込む。運転手に3駅乗りたいと伝えるが、行き先を聞いて来る。Rybniště(なんて読むんだ??)それでもなんとか意思の疎通を図り、運賃を払って席に着いた時の安堵感といったら。
6分ほどバスに揺られて隣町のRybništěまで無事に到着する。バスを降りたところで、別のライン434系統がKrásná Lípaを通っていることが判明するが、これまたシーズンオフなので運行していないようだった。7月1日から9月3日がシーズン中らしいので、チェコへのトラッキングに来られる予定のある方は交通の便が良くなるシーズン中に是非。
カフェらしきものがないかと駅周辺を探すが、なんと5分前の15時にクローズしたばかりのHospoda(パブ)を発見したのみ。とにかく寒い日だったので暖を取りたかったのだが、無念。なんで15時に閉めるんだ。。
Rybništěで30分ほど列車を待った後、5分ほどで次の駅のKrásná Lípaに無事到着。
行き当たりばったりの旅はスリル満点だが、チビ連れだと余計に歩かせることになってしまうリスクが伴うなぁと改めて。
ふたりとも本当によく歩きました。
まだ歩きます。