今日はOstersonntag(イースターの日曜日)。いわゆる復活祭の日だ。
子供たちにとっては、イースター・エッグ探しがメインイベントになる。
そんなわけで、今日は朝から長男に起こされた。
「ママ、たまご探さなあかんからもう起きて!」イースターの行事もニコラウスやカーニバルと同じで、幼少時に馴染みがないだけに余り気乗りがしないというのが正直なところ。ただ、子供たちが楽しみにしているので今年はプレゼントも用意してみたりと、ちょっと参加する方向で。
朝から家でたまご探し(プレゼント探し)を家族全員でやり、その後はプレゼントの塗り絵を子供たちが黙々としているうちにお昼になってしまった
どこへ行こう?久しぶりにポツダムはどう?
ということで、ボルンシュテット王領地でランチをし、近くのサンスーシー宮殿などを見に行くことにした。
ベルリンとポツダムは車で1時間以内とそれほど離れておらず、気軽に足を運べるわりにはもうずいぶんとご無沙汰していたからだ。
ボルンシュテットではシュパーゲルリゾットをいただく。グリーンアスパラとホワイトアスパラが入っており、ランチにもぴったりの春らしい一品。
イースターエッグ探しのイベントがあったのだが、錫人形博物館で絵付けをしている間に終わってしまっていた。残念!
ボルンシュテット王領地ではクリスマスマーケットも立つようなので、冬場に訪れるのもいいかもしれない。
ここから、歩いて10分くらいの場所にオランジェリーや新宮殿、サンスーシ宮殿などが見られる広大なサンスーシ公園がある。
サンスーシ(Sans Souci)、フランス語で「憂いなし」という意味に当たり、「無憂宮」と訳されることもある。プロイセン王国時代にフリードリヒ2世の夏の離宮として2年ほどで建てられたロココ建築の宮殿である。
1990年には世界遺産にも登録されている。
ポツダムはベルリンに比べ、こじんまりとしているが自然が豊かでとても綺麗な街である。今回は街歩きをする時間はなかったが、また市内も歩きに行ってみたいと思っている。
バルべリーニ美術館にも行かねば!
サンスーシ宮殿から戻る途中で、「ママ、十字架のキリスト!」と突然、ポーズを作った息子。復活祭について学校で話しでもしたのだろうか。十字架にかけられて死んだイエスが復活したことを記念する復活祭。偶然だとしたらすごい。