90年代の日本と折り合いが付かず、英文科を卒業後、就職活動もすることなくベルリンへ。在学中の旅行中に立ち寄ったベルリンが気になって仕方がなかったためだ。

小学生の頃にミヒャエル・エンデの「果てしない物語」や「モモ」を時間を経つのも忘れて読みふけっていたことや、10代の頃に聴いていたデビッド・ボウイやBOOWYがベルリンのHANSA STUDIO (by the wall)でレコーディングしたこと。大学時代に観たヴィム・ヴェンダースの「ベルリン天使の詩」が残した印象など。伏線はすでにその時から張られていたのかもしれない。

壁崩壊のニュース映像なども、どこかで引っかかっていたのだろう。何しろ、母校の教育実習の英語の時間に「ベルリンの壁」について触れたような記憶が微かにあるくらいだから。

とにかく書くことや読むこと、聴くこと、観ることが好きだったし、今でもそうである。そして、自分の好きなモノを追いかけているうちに、自然にベルリンにたどり着いた。

わざわざベルリンにやって来た理由と言っても実はそれくらいしかない。

滞在5年目にして半年程、これまたなぜかモスクワの病院で働きながら生活をしたことがある。モスクワでの生活は余りにも日常が非日常だったため、半年ほどの滞在を経てから現実に戻るためにまたベルリンに帰ってきた。それも今となっては貴重な経験だったように思う。

現実に戻ったついでに、ベルリンで2002年に映像制作会社に就職をした。それから、今まで20年余り主に日本のメディア一般の撮影コーディネーターという仕事に従事している。コロナのパンデミックの影響で最近は調査(環境・エネルギー関連、ジェンダーなど)や執筆の仕事を受ける比重が増えつつある。とはいえ、撮影現場は大好きなので撮影案件もお待ちしております。

これまでのコーディネーションの一部を抜粋しておきます:

2001年

  • インターナショナルSOSクリニック、受付兼通訳(日/英/露)モスクワ

2002年〜2013年

  • 「夢の音楽堂」小澤征爾とウィーン国立歌劇場編/NHK BS/NEP
  • 「世界ふしぎ発見!」ルートヴィッヒ王編 /TV MAN UNION/TBS
  • 「サンデープロジェクト」FCバイエルン特集/TV朝日
  • 「欧州鉄道の旅」バルト三国編/BS FUJI
  • eBoyによるHonda Webサイト制作/dentsu/ENGINE PLUS
  • Gackt PV、カレンダー撮影/SEP など、その他多数

2014年〜現在 フリーランサーとして活動

  • 「ドイツのトイレ事情」「難民問題」「難民とスポーツ」リサーチ及び取材同行 / 朝日新聞GLOBE
  • プロワイン見本市通訳アテンド (チェコ、ドイツ)
  • 「気候変動会議」取材 / TBS—BS
  • 「世界遺産」撮影コーディネート / TBS
  • J-Tech インタビュー撮影 / NHK World (スイス)
  • バウハウス視察、撮影 / dentsu/ 旭化成ホームズ
  • 「世界くらべてみたら」撮影/ TBS
  • 「分断した世界」高城剛氏、取材コーディネート / 集英社 など
  • 劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンロケハン / ABCアニメーション
  • ドイツの小学生を対象に算数コミックを制作 / Aha!Comics
  • ベルリン | 廃墟と記憶」/ 自費出版
  • ベルリンを知るための52章」/ 共著、明石書店

撮影コーディネート、アテンド通訳、取材、リサーチ及び執筆などのお問い合わせは以下のコンタクトフォームよりご連絡ください。

Da ich mich in den 90er Jahren in der japanischen Gesellschaft nicht zurechtfand, bin ich direkt nach meinem Studium der Anglistik/Amerikanistik ohne Jobsuche nach Berlin gezogen. Ich war zu neugierig auf Berlin, das ich während meines Studiums auf Reisen kennengelernt hatte.

Meine Lieblingsbücher in der Kindheit waren “Die unendliche Geschichte” von Michael Ende und “Momo”. Meine Lieblingsmusik in der Schulzeit war David Bowie sowie BOOWY, die einige Songs im HANSA STUDIO in Berlin aufgenommen wurden. Der Eindruck, den Wim Wenders Film “Der Himmel über Berlin” hinterlassen hat… Die Vorfreude auf diese Stadt könnte schon damals entstanden sein.

Jedenfalls habe ich gern geschrieben, gelesen, zugehört und geschaut und tue es immer noch sehr gerne. Und weil ich den Dingen gefolgt bin, die mir Spaß gemacht haben, bin ich ganz normal in Berlin gelandet. Das ist eigentlich der einzige Grund, warum ich mich für Berlin entschieden habe.

In meinem fünften Jahr in Berlin habe ich plötzlich in einem Krankenhaus in Moskau gearbeitet und dort gelebt. Das Leben in Moskau war so außergewöhnlich, dass ich nach etwa einem halben Jahr wieder nach Berlin zurückgekehrt bin, um in die Realität zurückzukehren. Ich denke, auch das war eine wertvolle Erfahrung für mich.

In Berlin habe ich 2002 bei einer Filmproduktionsfirma angefangen. Seitdem habe ich mehr als 20 Jahre lang hauptsächlich als Aufnahmeleiterin für japanische Medien gearbeitet. Momentan arbeite ich an zwei Buchprojekten. Wenn Sie Interesse an einer Zusammenarbeit mit mir haben, dann melden Sie sich bitte bei mir!

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