前回の投稿では廃墟バーについてご紹介したが、今回は廃墟バーで日曜日に開かれているファーマーズマーケットについて少し触れてみようと思う。
今回の旅、実は事前に全くブダペストについて予習をする余裕がなかった。通貨のことも何ならAirbnbでとったアパートの入室の仕方でさえ、当日に慌てて確認をしたほどだった。
しかし、そこはさすがの同級生。彼女は私が唯一といってもいいほど旅を共にしていても全く疲れない人なのだが、リサーチ力も行動力も半端ない。イギリスの大学院留学経験あり、中米での滞在経験も数年ありと、とにかく海外慣れした人なのである。
ブダペストの街歩きにおいても、事前に気になるところを山ほどピックアップしてくれており、街中のショップやカフェは彼女が見つけておいてくれたところだ。この場を借りて感謝しておきたい。
さて、そんな彼女のアイデアで日曜日に開催されているという廃墟バーでのファーマーズマーケットにて待ち合わせすることになった。
昨日は夜の顔、今日は昼の顔。
入り口付近は既に地元民と観光客でごった返していた。
ブランチもやっているようだ。こちらもなかなか良さそう。
夜はDJブースが入っていたフロアが週末はマーケットに。昼と夜ではずいぶんと印象が変わる。
中庭にも作り手の見える新鮮な商品が並ぶ。きのこジャムやトマトジャムなど、他ではあまり見られないラインナップなどもあり、見ているだけでも楽しい。
少しお腹が空いたのでチャリティークッキングなるものを見つけ、ハンガリーの家庭料理でランチタイム。キャベツとお肉がたっぷり入ったマイルドな一品だった。サワークリームも手作りで濃厚な味。
戸外の中庭で食べるのもいいが、寒い日には建物内にも十分なスペースが設けられている。週末なのでブランチ客の家族連れも多かった。
廃墟バーのマーケットを堪能した後は、古着屋やアンティークショップをのぞきながらそぞろ歩き。これまたファンシーなケーキ屋さんを見つけたので入ってみることに。
ピンクが基調の内装で別世界のような可愛いお店。ケーキもコーヒーも美味しかった。
ブダペストも歩くエリアによって街並みが変わる。こちらは5区の落ち着いた佇まいのエリアのようだ。とにかくどこを切り取っても絵になるのには驚かされる。
コシュート・ラヨシ通りの南側にハンドバック専門店Tatikaがあるというので、散歩がてら覗きに行くことにした。
手頃なプライス価格でカラフルなプリント生地のハンドメイドのバッグが店内にたくさん展示販売されている。お土産にも最適だ。
本当はショップやカフェ、ルダシュ温泉などについてもご紹介したいところだが、キリがないのでこの辺で。
ブダペストには目的地がたくさんあるので、機会があれば是非一度足を運んでみてください。