Budapest – Perle an der Donau / ドナウの真珠ブダペスト⑵

前回の「ドナウの真珠ブダペスト⑴」ではハンガリー語やブダペスト市内交通について述べるだけに終わったが、今回は実際に街を歩いてみて感じたことなどを中心に書いていこうと思う。

Airbnbで予約したアパートのある場所から北へ行くと、カフェやブティックの並ぶErzsébetváros (7区:エリザベス市)区に入る。

対岸のブダ側にアパートをとった友人とはハンガリー産のスニーカー専門店Tisza Shoesで待ち合わせることにした。

シンプルなデザインに一目惚れ。カラフルなデザインのスニーカーを一足購入。シューズによって素材が異なるので購入の際に店員さんにサイズ感について少し相談。とても丁寧にこちらの質問に答えてくれた。ハンドメイドなので、在庫が少しずつしかないが、お気に入りの一足が見つかってよかった。

さて、次はPRINTAという工房が併設したデザインショップへ。

Printa

環境に優しい素材や製造方法にこだわって作られた服やポスターなどセンスの良い品々が並ぶ店内。友人はここで迷わずワンピースを購入。

ブダペストはグラフィックに強いのか、このようなポスター類をあちらこちらで見かけた。

Blue Bird Cafe

少し歩き疲れたので、隣接するBlue Bird Cafeで一休みすることに。店内には天井から鳥かごが釣られており、内装が素敵なカフェだった。

カプチーノとバナナマフィンで軽めのランチに。気になるお値段だが、ベルリンのミッテ地区に比べると若干安いくらいだろうか。

カプチーノが690フォリントなので、2,30ユーロくらいだ。シューズやデザインショップなどのプライス設定もワルシャワほど安くはないが、ベルリンよりは安くクオリティーが高いように感じる。

7区を散歩していると、ルービックキューブが壁面に描かれていた。そう、このルービックキューブ、実はハンガリーの建築学者でブダペスト工科大学教授だったエルノー・ルービックが1974年に考案したもの。

ポリテクニカ社の「マジック・キューブ」

ルービックは「マジック・キューブ」という名前で特許を取得、1977年にはハンガリーの「ポリテクニカ」という玩具製造会社から最初のキューブが発売されている。ルービックキューブがハンガリーと縁があったとは驚きだ。

建物の中庭に当たる通路を利用したマーケットなどもかなり充実している。市内ではクリスマスを過ぎてもまだクリスマスマーケットが開かれていて訪れる人も多く活気があった。

市内のあちらこちらにベルリンの90年代を彷彿とさせるような廃墟が見受けられた。次回はブダペストの廃墟バーなどについて触れたいと思います。



Comments

“Budapest – Perle an der Donau / ドナウの真珠ブダペスト⑵” への1件のコメント

  1. […] 前回の投稿では主にブダペストの中心部7区での散歩についてご紹介したが、今回は同じ7区にある「廃墟バー」について書いてみようと思う。 […]

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