iMac early2009 → iMac 2020
実は最近までiMacのearly2009を予備マシーンとして使っていた。コンピューター類は壊れるまで使いたい方なのだが、これまたなぜか全く故障しないのだ。
途中でさすがにメモリだけアマゾンで注文し増設したのだが、さすがに色んなアプリとの互換性がなくなったのと、処理能力が自分のタイピングスピード以下になってしまったので重い腰を上げてようやく買い替えることにした。
もうひとつの理由はコロナ禍のロックダウンで日本語補習校の授業がオンラインになってしまったことがある。普段、仕事用にメインで使っているMacBook Airで授業を受けている間は作業ができなくなってしまうからだ。
初夏くらいのタイミングだっただろうか、ZoomのアップデートでiMacでは授業が受けられなくなってしまった。
仕事用のメイン機を子供たちにホイッと渡すのも心許ない。今のところデーターが消えたり、といったことはないが何があるやらわからない。
今年中に税金対策も含め、購入に踏み切ることにした。
だがしかし。大きな買い物なので、やはり目的に合ったマシーンを選ぶ必要がある。予算を大きく超えるのも困る。
サブ機として購入したMacBook Airはロケの際にできるだけ持ち運びしやすい軽いタイプの物を、という基準で選んだのでメインにするにはメモリが足りない。それになんだかんだでこちらもすでに購入してから5年が経っている。
電源に繋いで置かないとバッテリーが秒で落ちて画面がブラックアウトするようになったので、近所の修理屋さんに持って行ったら1時間半ほどで治してもらえた。料金も130ユーロと許容範囲だ。
ストレージがほぼ一杯なので、外付けHDDにデータを移行すればサブ機として後数年は持ち堪えるだろう。
さて、そうなると二台目はやはりデスクトップ型でメモリやSSDを増設できるタイプのマシンが良さそうだという結論になった。Macに詳しい友人にも散々アドバイスをしていただいた。
そこで、予算的にも優しく条件に合いそうだったのがiMacの21,5インチ、8GB、512SSDという組み合わせだった。
考えることは誰もが一緒なのだろうか。コロナ禍でホームオフィス組が増えていることも影響しているのだろうが、ベストバージョンを今から注文すると到着がなんと来年に持ち越してしまうらしい。念のためアップルのサービスセンターに問い合わせたところ、オンライン注文日が領収書発行日にならないことが分かり、年内の経費として落とせないのであれば意味がないという結論に。
仕方なく、まだ在庫の残っている27インチで手を打つことにした。予算オーバーになってしまうがここは先行投資だと思うしかない。決定を先延ばしにしてきたのが悪かった。
どちらにせよ、2009年に購入したマシンからなんと11年ぶりのバージョンアップだ。その処理能力の速さにまずは驚くことになるだろう。マシンのスペックが高いばかりで使いこなせなければただの宝の持ち腐れになってしまうので、とにかく色んなことにトライしてみるつもりだ。モチベーションは格段に上がりそうだ。
近年のITの進化スピードに自分のITリテラシーが全く追いついていないような気もするが、それについても自覚しつつキャッチアップできればいいかな、くらいに考えている。
*タイトル画像はアップルストアのサイトより拝借しています