“This is Berlin” / ロケーションハンティング

たまには仕事のお話を。

昨日、今日とドラマのキャスティングに来られたプロデューサーとディレクター、私の三人でベルリンのロケハンを行なった。

多忙すぎる超過密スケジュールでのベルリン滞在。事前のすり合わせもままならず、台本の内容もキャスティングの詳細も一切分からない、という非常に稀な状況でのロケハンとなった。

普段はあえて行かないところにも上る

ざっくりと把握していたのはキャスティングがメインらしいこと、ロケハンについては当時のベルリンの様子が感じられる風景を、という点くらいである。

ここではあまり詳しいことは書けないので、ロケハン同行中にできる範囲で撮った写真を載せておこうと思う。

普段は歩かない場所をどんどん歩く

コーディネータの仕事で現場に出ると、番組の内容にもよるが、ほとんどの場合には降り注ぐ質問と格闘したり、通訳をしながらの同行になるので、どうしてもじっくりと写真を撮る時間がない。ただし、きちんと記録しておかないと、撮影内容についての質問が後日出た際に追跡できなくなったりする場合が無きにしも非ず。

今回は時間の決まっていたアポ2件以外はかなり流動的なスケジュールで、動きながら考える場面も多く、ほとんどメモ的な写真くらいしか撮れていなかった。

「ドイツスポーツの家」

コーディネーターの仕事はもう初めてからずいぶん長いが、毎回テーマも違えば、場所も変わるので知識が浅く広くになってしまい、なかなか自分のものにするのが難しい。毎回、内容がコロコロ変わるため深く掘り下げられず調べたことが定着しにくいのである。

通訳や翻訳の仕事とも少し通じるところがあるかもしれない。

今回も事前にある程度の下調べをしておかないと、すぐに答えられる内容ではなかったことと、ロケハンの意図がなかなか具体的に情報として下りてこなかったためどうしても準備不足が目立ってしまった。

だが、現場でそんな状況を嘆いていても仕方がない。できる範囲のことを限られた時間の中でいかに効率よく行えるか、が重要になってくる。

スパッと気持ちを切り替えて、最善を尽くすしかない。

毎回、こんな風に全行程が終わったあとは山のように反省点が出てくるわけだが、学べることもそれだけ多いので、日々精進するほかない。言葉の習得と同じでテーマが多岐にわたる為ある意味、終わりが見えない。

とにかく今年はもっと機動力を上げて、自分でもどんどん撮影して勉強しないといけないな、と思っている。それこそスマホで誰でも撮影できる時代になったのだから。