Zum Lesen motivieren / 読書習慣

我が家の子供たちを見ていると、自分が子供の頃の読書量とは比べものにならないほど自分から進んで本を読まない。

最近の子供にありがちなのだろう。じっくりと落ち着いて本を読む、という行為よりもYouTubeなどの動画を見ている時間の方が圧倒的に長い。

少し話は逸れるが、長女がお世話になっているピアノの先生とも「なぜ今の子供が楽譜を読めないのか問題」について度々話をしたことがある。

楽譜を読まずに暗記で曲を弾くことに慣れている子などは、18歳くらいになってもドレミがわからないのだそうだ。練習の際も、曲の途中で「はい、ここから弾きなおしてみて。」と言っても、それが一体どこのことなのかさっぱりわからず曲の最初から弾き直さないといけなくなるらしい。

自分たちがそんなことで困ったことがないので、まず原因が分からない。そして何がそんなに難しいのか理解できない。

その時にもやはり今の子供たちは生まれた時からスマホのある環境で育っているので、落ち着いて譜読みするという行為が苦手なのではないか、という結論に至った。

これは何もデジタルネイティブ世代だけに当てはまる問題ではない。

大人だって全く同じで、ふと気が付けばTwitterなどのSNSをチェックしたり、YouTubeで動画を受動的に見たりしている時間が増えているはずだ。

そしてそれに反比例して、読書量が致命的に減っているに違いない。

紙に鉛筆で文字を書く、という行為もほとんど必要なくなった現代では、漢字を書けない人を山ほど生み出していると思う。タイピングで素早くテキストをまとめる作業なども脳の使い方に何らかの影響があるに違いない。

懐古主義とかではなく、デジタル化によって脳の処理能力やその他、多方面で明らかに影響が出ているのではないかと思ったわけだ。

前置きが長くなってしまったが、そんなわけで読書量を意識的に増やす努力をしたいと考えた。

そのために必要なのはもちろん自分が興味を持てる本を入手すること。
短い時間でも構わないのでとにかく時間を確保すること。
必要であればスマホを見ない時間を設定すること。
移動中にスマホを操作する代わりに本を読むこと。

スマホを手にする回数を減らせば、自然と時間が確保できるのでその時間を読書に当てることができればいいだろう。

そして、習慣化できてしまえば何の問題もなさそうだ。

子供たちについては、補習校の音読の宿題や読書感想文を余力のある時にやらせたり、ドイツ語を1日1ページでもよいので声に出して読んでもらうようにしている。

日々の小さな積み重ねがいつか山になることを願って。

と、書くのは簡単だがなかなか思うようには行かないんだよなぁ。。

今日の読み聞かせは「けんた・うさぎ」。「ぐりとぐら」や「ももいろのきりん」を書いている中川 李枝子さんの作品。山脇百合子さんの絵も可愛い。

そして、寝る前にザミャーチンの「われら」を読むことにしよう。1920年代ロシアのディストピア小説。

タイトル写真:「読書管理ビブリア」の本棚