DAV Berlin / ドイツアルペン協会のクライミングセンター

「5歳になったら泳ぐで。」を実現するべく、この夏休みに水泳教室に通いだした息子。あいにくキタの向かいにあるプールが9月中旬まで改装工事で閉まっているため、通いやすいプールの夏期コースを探してみたところ、ティアガルテンにひとつ良さそうなものを見つけた。
中央駅から北西に少し行ったところに、総合運動場や公園、ランニングコース、スパ、水泳教室の行われているプールなどがある広い敷地があるが、クライミングセンターもプールの側にあったので覗いてみる事にした。
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高い吹き抜けのフロアにクライミング・ウォールがどーんとそびえている本格的な施設。2時間のお試しコースが25ユーロで受講できるというので、我が家のお猿さん(7歳の長女)にやってみたいか打診してみたところ、「行きたーい!」と即答が返ってきた。
2時間のコースでどこまで登れるのかな、と半信半疑だったが、初めてのクライミングにもかかわらず、ササッと登り出す娘に見ているこちらが驚かされる。
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見ているだけではわからないので、トレーナーの男性に「やったことないので一回やってみたいです。」とノリで聞いてみると、「いいよ。」とこれまた有り難いお言葉。安全ベルトに金具を付けロープを通して、いざ上へ!下から見ているのと、実際に登ってみるのとでは雲泥の差。慣れていないので、力の掛け方がよく分からない。子供ってすごいよなー、と再認識するしかなかった。でも、安全ロープが付いたクライミングはボルダリングより自分には合っているかも。
さて、一方お猿さんはササッと身軽に7mの高さをクリアし、いよいよ15mに挑戦。下から見ていると首が痛くなる高さである。壁だけを見て一歩一歩慎重に登って行けば、いつの間にか天井近くまで登れるのだろうし、下にはロープを持って見守ってくれているパートナーが二人控えてくれている。仮に手や足が滑ってしまっても、ベルトに通したロープで自分の身体がブランコに乗っているようにぶらーんと宙に浮くだけで、落下したりはしない。
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それでも、7mを登っている時でも何度か手と足の置き場を探して体重移動に手こずる場面があったのだから、その倍以上の壁を登るのはさらに大変なはずだ。何と言っても、高くなればなるほど心理的圧迫感が半端ないはず。
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こちらも、二度目のトライでなんと一番上まで登ってしまったお猿さん。トレーナーもその様子を見て、ジュニア会員になるには云々と説明をしてくれた。日本でもここ数年の間でボルダリングの人気が上がっているように思うが、ドイツでもトップロープやボルダリングの人気がうなぎのぼりで、ジュニア会員になるには空きを待たなければならないらしい。ここでも、トレーナーの数が追いついていないのだそうだ。
学校の数もそうだが何かと不足しているベルリン。
話が少し脇に逸れてしまったが、ドイツアルペン協会(DAV)はドイツとオーストリアの登山家によって1869年に設立された。今日では山岳スポーツ協会として世界最大規模を誇り、ドイツ国内の会員数は110万人以上、356の独立したセクターとひとつの財団から成る。活動内容は登山道の整備、自然保護、山岳スポーツ安全セミナーの提供など多岐に渡る。
DAVの年間会員費はセクターごとに若干異なるようだが、ベルリンでは80ユーロ。会員になると年に6回会報が届いたり、山小屋に宿泊する際に割引を受けらりたり、山岳スポーツの保険がカバーされたりと様々な特典が付いてくる。

チェコのボヘミアン・スイス自然公園もいいが、せっかくなので来年は会員になって、ドイツのザクセン・スイスやアルプスに山歩きに行ってみようかと思っている。