Maifest / 5月祭

長男の小学校でMaifest(5月祭)なる行事があったので、参加してきた。

フライヤーの一部

基本的に小学校に上がると、子供たちに主導権を全面的に渡すことにしているので、親との付き合いはあまり自分から積極的にしないことにしている。

ドイツの小学校もかなりの頻度で行事があるが、その度に持ち寄りビュッフェや、ケーキバザーなるものがあるので、その度にサラダやおにぎりを作って持たせたり、ケーキを焼いたりしなくてはならない。

自分の子供が誕生日の日は、クラス全員分のケーキを焼いて持たせることが普通なので、かなり大変だ。ケーキは気が向いたときにしか焼かないタイプなので、相方に担当してもらっている。

さて、本日のお題の5月祭。長女の小学校ではMaifestというものはないので、初めての参加。クラスごとに様々なスタンドを出して、収益は学校の運営に回すという日本で言うところのバザーのようなものだ。

長男のクラスではButton Herstellungをするというので、訳も分からずとにかく初めの1時間手伝いに入ることにした。

そもそも、Button(ボタン)を作るとはどういうことなんだ?

意味すらわからない。当日に何を作るのかくらいは知っておいた方が良さそうなので、グーグル先生に聞いてみた。どうやらシャツの「ボタン」とは無関係で、手作りの「缶バッジ」らしいことがわかった。

「一体どうやって作るつもりなんだろう??」

時間もなかったので謎のまま、学校に向かう。校舎が3箇所に別れているため、5月祭の会場に当たるメイン校舎から準備のために子供たちは別校舎に移動。

1年生の親は勝手が分からず右往左往。

「私の子供、見なかった?」「どこに迎えに行けばばいいの?指定された場所にいなかったんだけど。」「連絡の紙も読んだんだけれど、よくわからないし。」「スタンドの場所はどこ?」

初っ端から大混乱である。

その点、長女の小学校は小規模で1年生から6年生までメインの校舎のみなので、混乱もない。そもそも動線が少ないためオーガナイズもやりやすいのだろう。

学校が違えば見えてくることもあるので、なかなか興味深い。

ある母親は「毎年こうなのよ。炎天下での作業になるし、結局子供たちは買って食べて、また買ってってそればかり。」とうんざり顔で話してくれた。

えー、そうなの!?と少々がっかり。

せっかくの機会なので、保護者ともお近づきになっておこう、とあえて意図せずとも、スタンドに入って一緒に作業すると自然と距離が近くなるのは日本でもドイツでも同じだ。

例の缶バッジ作りは思った以上にコツがいる作業で、最初はみんなでてんやわんやの大騒ぎ。

「どういう順番だったっけ?」「あー、また失敗!?」「とれなくなっちゃった。。」

本格的な「缶バッジ」マシーン

安全ピンタイプとマグネットタイプの二種類が作れる本格派マシーンを使用。ドイツ的な美しいマシーンである。

普段は見ることのできない、子供同士の様子を垣間見れるのも面白いし、よく遊ぶ子供の両親とは自然に話しのきっかけが生まれる。

「KARAOKE」に聞き入る子供たち

行事に参加する醍醐味はこうして、普段は送り迎えでバタバタと忙しい中、ほとんど話もできない親同士の距離が縮まることなのかもしれないな、と感じた金曜日の昼下がり。

缶バッジの手作りに興味のある方はこちらのサイトに詳しく出ていたので、ご参考までに。記念に自分にもひとつ作ってこればよかったかな。

マシーンがいらない手軽なバッジセットもあるようです。

日本ではバンダイから2016年に缶バッジメーカーが出ていたようだ。さすが、いいところに目を付けてくるなぁ、BANDAI。

でも、あの美しい本格派マシーンが欲しいな(要らないけど)。円形カッターがこれまた美しいフォルムだった。