Flohmarkt an der Grundschule / 小学校で初フリマ
同じ小学校に通う友人に誘われたので、フリーマーケットに初参加してみた。
息子に「自分で物を売ってお金をもらう」ということの大変さなり、楽しさなりを一度早いうちに経験させておくのも悪くない、と思ったからだ。
蓋を開けてみると、だがしかし。前日に水泳教室のトレーナーから「急な話なんだけど、水泳大会に参加してみませんか?」とメールで連絡が来た。息子に打診すると、思った通り「水泳大会に行く!一番になるで。」との返事。
商売の経験も大切だが、最近ようやくタツノオトシゴ級が取得できたばかりで、泳ぐことが楽しくなってきている息子。ここは水泳大会の経験の方も貴重だな、と思い直した。本人の意思を尊重し、急遽水泳大会へ送り込むことに。
結果、誘ってくれた友人とその子供、私の3人で出店することに。
これがまた天候に恵まれず、雨がぱらつく中、現場に到着。
先行き悪いよなぁとは思ったが、まだ空いていた卓球台を机に使うことにした。
前日に、いらなくなった子供服やシューズ、本などを急いで集めて持って行ったのだがそれが良くなかったらしい。
たかがフリマ、されどフリマ。
見ている人はちゃんと見ている。
まず最初に売れたのが、何年か前に日本で生地を購入して自分で作ったスカートだったのである。しかもドイツ人、大阪並みに値切ってくる。5ユーロ。
その次に売れたのが、これまた大阪でご近所さんにもらった着物類。これがなんとシミが目立つものまで買ってくれたのである。それぞれ、4ユーロに2ユーロ。
これは売れるだろうな、と思っていた、日本で買った子供服。3ユーロx2。
子供たちが大好きだった小さなおもちゃのバギー。こちらが3ユーロ。
まだ状態の良いドイツ語の絵本が2冊で2ユーロ。
以上、本日の売り上げ22ユーロでした。(スタンド代5ユーロ差し引くと17ユーロの売り上げ)
状態が良いものでも、他のスタンドの販売価格が低いと値段を上げられない。日本で買ったものなので、と何とかプライスダウンを避けるという手段に出るしかなかった。それでも5ユーロで売れたのは手作りのスカートのみ。
なかなかシビアだ。まぁ、これもいい経験になったので、次はもう少し戦術を練って参戦してみようかと思っている。子供が買いやすい小物類を売るのは成功率が高そう。
長女の小学校では来週末にフリマが開催されるが、週間天気予報では雨なので見送るかどうか検討中。
日本の生地は安くてプリントの可愛いものも豊富なので、手提げかばんや運動着を入れる巾着袋のようなものを作って売るのも楽しいかもしれないなぁ。
などと、次のリベンジに向けて熱くなってしまっているのだった。。