Pokemonkarte in der Schule / ポケカと小学生
遅ればせながら、数日前にポケモンGOデビューを果たしたわけだが、やはりあまり公にできる話ではなさそうだということに気付いた。
先日、小学校1年生の息子が通う学校で参観日ならぬ、学習発表会なるものに足を運んだところ。。。
ひとりの母親が近づいてきてこう言った。
「息子がカードを返して欲しい、と言ってるんだけど。」
もちろんポケカ(ポケモンカード)のことである。
息子に聞いてみると、「一緒に集めてるから〇〇くんのも持ってる。」との返事。返して欲しければ自分で言えばいいのになぁ、というのが正直なところ。
こういったカードの交換や貸し借りに関するトラブル(?)はすでに幼稚園でも経験済み。ニンジャゴーのカードが流行った時にも何度かあったことだ。
いつも思うのは、お金を出してカードを実際に買っているのは親だけれど、子供の領域にズカズカと入ってこないで欲しいなぁ、ということに尽きる。
カードの貸し借りしかり、取られた、なくした、全てひっくるめて自分たちのルールに則って遊んで欲しいし、そうあるべきだというのが個人的なスタンスである。失敗や問題が起これば、それも社会勉強になる。
スマホゲームには反対だが(一種の中毒性があるため)、カードの交換や収集くらいであれば、やることさえきちんとやっていれば反対するつもりはない。
しかし、周囲を見渡しても頭ごなしに反対する親が多いのである。話を聞いてみると以下のような理由のようだ。
- 子供がカードを欲しがってお金をせびるようになる。
- カードが欲しくて盗む子まで出てくる。(かなり稀)
- ポケカの話しかしない(誇張)
どうやらドイツの親がヒステリックになる一番の点は、子供の購買欲を高める悪質かつ非創造的な玩具、という点であるらしい。
ドイツ人はそれでなくても、「モノに対する要求が非常に希薄」な国民であるように思う。だから、商業主義的なマーケティングに則ったポケモンカードのようなものを毛嫌いする傾向が強いのだろう。
もちろん、その気持ちはわかる。ただ、反対するのであれば初めから買い与えなければいいだけなのに、なぜか買い与えてから文句を言う親がいるのだから本当に首を傾げてしまう。
ポケモンはキャラも豊富だし、世界観がしっかりとあるので子供が夢中になるのは何となくわかるんだけれどなぁ。子供って何かしら集めるのが好きなものだしね。
少しでも世界観を理解するために、ポケゴーを始めたのは何を隠そうこの私だ。
ポケモンカードの公式サイトが別にあり、内容が複雑すぎてさっとまとめられないので、ここにはリンクだけ貼っておこう。非創造的とは程遠いカードゲームなのだ。実際は。保護者の方にはもう少し勉強して欲しいと思う。いやほんと。
小学生レベルだと、ルールは自分たちで考え、キャラの好みで交換なり遊んだりしているのだと思う。それで十分だ。
皆さんはどうお考えですか?
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