Schulferien / 学校休暇
来週月曜日から2週間のイースター休暇が始まる。今週末も合わせると16日間の休暇。
また学校が休みになる。それも今回は2週間と長い。
前回の1週間の冬休みが2月の2週目にあったばかり。1月にはもちろんクリスマス休暇もあったので新年明けは2週目から授業が開始した。
と、2019年の今年はベルリンの小学校では祝日が10日、学校休暇が66日なのだそうだ。日本は祝日日数はドイツよりも7日多い、17日となっている。
ドイツでは州ごとに休暇のタイミングをずらしているため、ベルリンでは休暇に入っていないのに、他の州ではすでに休暇に入っている、ということが多々ある。祝日もカトリック色の強い地域とそうでない地域では祝日の数も若干異なる。ベルリンでは今年から3月8日が「女性の日」として初めて祝日になった。
ロケの仕込みなどをしている際に担当者が捕まらないので不思議に思っていたら、実はまだ他の州では休みだった、ということがあるので仕事をしている人は予め取引先の休暇などをカレンダーで確認しておいた方がよい。
学校休暇に合わせて、親もまとめて仕事を休むことが多いからだ。
こんなに休んで、いつ勉強するんだろう、というくらい細かな休みが多いので少し首を傾げてしまう。休暇に入ると日頃の生活リズムが乱れるので、休みが多いと子供にとっても学校に行くリズムを取り戻すのに一苦労するわけだ。
ドイツも共働きの家庭が多いため、休暇と仕事の調整をするのもなかなか大変だと思う。小学校は休暇ホート(学童のようなもの)を開いているので、仕事が休めない親には心強い味方になる。ホートは普段の日も最大18時まで子供を預かってくれるシステムになっている。
とはいえ、休暇中は旅行に出る家族も多いため、ホートに行きたがる子供が少ない、というのが実状だろう。
休暇のために働く、といっても過言でないほどドイツ人は休暇を大切にするので、それこそ来年の夏季休暇の予定を早々と立て予約をするのも一般的だ。
イースター期間中はこれまた急に3泊4日でポーランドへ行くことにした。息子は休暇1週目にサッカーの4日間キャンプに初参加。今年は夏季休暇の開始もベルリンでは6月中旬過ぎ。さて、どこへ行って何をしようかな。
休暇中のこうした子供向けのアクティビティがたくさん用意されてあるのもドイツ的なのだろう。
晩御飯の献立と休暇の行き先ばかり考えている気がするのは気のせいだろうか。ドイツの育児って一体。。これではフリーランスの身とはいえ、いつ仕事をすればいいのか本当に謎である。ちゃんと仕事もしているんですけどね。
これで回っている、というのが個人的にかなり不思議に思うところなのです。