Hortensie am Nagaipark / 長居公園の紫陽花

G20開催と同時に梅雨入りした大阪。

連日、湿度が高くジメジメとした日が続いている。雨量はそれほどでもないが、とにかく歩いているとじっとりと汗を掻く。これも久しぶりの感覚だ。

天気が不安定なので、雨が降っても中に入れるところ。思いついたのが自然史博物館がある長居公園だ。

まだ行ったことがなかったのと、JRを乗り継いで40分ほどなので少し暑いが足を運んでみることにした。

広い敷地の約半分が植物園になっており、カフェも併設されているようなのでまずはそちらに向かう。

大阪市立長居植物園HPより

日差しが強い中、母も一緒だったのでゆっくりと日影を探しながら歩く。30度近くまで気温も上がり湿気のためかなり暑く感じた。真夏の日本はこんなものではないのだろう。

外を歩けない暑さというのが、何となくではあるが想像できる。

途中で遊具のある子供広場を見つけたので、炎天下の中、走り回って遊ぶ子供たち。さすがに暑かったようで長男が疲れて愚図り始めた。

正午過ぎの日差しの中、外遊びはなかなか厳しい。ランチをするために植物園へと向かう。チケット売り場のある建物の中はクーラーが効いていてホッとする。少し涼んでからまた外へ。

植物園の中の池には白鳥やカメ、鯉がたくさん泳いでいた。人が近づくと一斉に寄ってきた。餌を与える人がいるんだろう。

ハスやスイレン、紫陽花など梅雨の季節によく似合う植物がたくさん。

ベルリンの植物園とはかなり様子が違い、自然に即した戸外のみの展示となっている。どちらかというと、BUGA(花博跡を利用した植物園)に近い。

土曜日だったので、本格的なカメラを持ったホビーカメラマンの姿もたくさん見かけた。カメラマンたちに人気だった紫陽花はこちら。

日本の梅雨には紫陽花がよく似合う。湿気の多いせいか木々の緑や紫陽花の花もしっとりとしていてドイツのそれとは趣が違う。

「ダンスパーティー」という名の紫陽花

せせらぎと生い茂る木々や草木の景色を見ると、日本だなぁとつくづく思う。

また山や川へ行きたくなった。もちろん海にも。

滞在中に日本の自然を満喫したい。

「ガガブタ」という浮き草

とても湿度の高い蒸し蒸しと暑い日だったが、思った以上にゆっくりできる見応えのある植物園だった。

それにしても、こんな暑い日にジョギングをする人の姿が多く見られたので驚いた。長居公園には本格的な陸上競技場も併設されており、ランニングコースもある。

個人的には日本にいる間はジョギングはお休み。この暑さで走るなんてたまったものではない。

Botanischer Garten in Belrin / ベルリンの植物園

ベルリンに20年以上も住んでいるのに、なぜかこれまでに一度も足を運んでいなかったのが植物園(Botanischer Garten)だ。

週末は天気が良かったのと、息子に食虫植物を見て欲しいから一緒に行こう、とせがまれたので家族揃って午後から植物園に向かった。

ずーっと頭の中で自分なりに描いていた植物園とは異なり、広大な敷地にかなり好き勝手に植物が植えられている印象を受けた。庭園内の建物も古く好感が持てる。

さて、この植物園だが、1897年から1910年まで建築家アルフレッド・ケーナー(Alfred Körner)および庭の総監督であるアドルフ・エングラー(Adolf Engler)によって、ベルリン南西部のシュテーグリッツ区に造られたものだ。

19世紀末に活躍した造園家ペーター・レンネやグスタフ・マイヤーを模倣した庭園設計となっている。

総面積43ヘクタール、2万種類ほどの植物が植えられており、世界でも最も大きく植物の種類の豊富な植物園らしい。

中でも目を引いたのが温室だ。中は湿気も高く暖かいので、併設されているロッカーに上着などを置いておけるようになっている。

熱帯性の植物や食虫植物、またおなじみの観葉植物が見せる生息地本来の姿などが見られる、まさに生命の宝庫。巨大なサボテンや蓮の葉など見応えたっぷりだった。

ここはベルリンの厳しい冬場に訪れるのにちょうどいいかもしれない。生命力溢れる植物に囲まれていると、なんだかこちらまで元気になってくるのだから不思議だ。

子供たちはすでに数回足を運んでいたが、「あ、これ前より大きくなってる!」やら「こんなの見たことない!」と喜んでいたので、季節ごとに変化が見られ新たな発見があるのも面白い。

まだ戸外の庭の方は春の兆しがちらほら見える程度だったが、これからシーズンになれば、庭園の満開の花々がさらに目を楽しませてくれること間違いなしだ。

一度では全て見て回れなかったので、また近いうちに足を運んでみようと思う。併設されている博物館にも行ってみたい。