BeCycle〜ベルリンのスタートアップ

今、抱えてる案件が自転車関連ということで、街を歩いていても「自転車」というキーワードについつい身体が反応してしまう。そんなこともあり、今回も前回と同様、自転車にまつわるスタートアップについて少し。
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©BeCycle
2016年の夏にオープンしたブティック・フィットネス・スタジオ、BeCycleのオーナーであるグンドゥラさんとビオラさん。これまでにロンドン、シドニー、シンガポール、そしてNYといった街に住んだことがあるのだそうだ。
そしてそこで得た経験を生かし、彼女達はアメリカのフィットネストレンドを初めてドイツ、首都ベルリンに持ち込んだ。45分間のスピニングというバイクエクササイズを地元ベルリンのDJサウンドと照明デザインと共に、まるでクラブのような空間で行うフィットネス。
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それとは別にBarre,H.i.i.Tやヨガのコースも受講可能だ。メンバー制ではなく、コース毎に支払うシステムを導入しているのもフレキシブルで嬉しい。
新しい物好きな人が多いであろうベルリンだったら、受け入れられること間違いなし。新鮮さを維持する難しさはあるのかもしれないが、スタートアップ企業も多く集まるミッテにオープンしたのも、新たなミーティングポイントとしては最適な選択なのかもしれない。
large_1472573779Photos: © 2016 American Architecture Prize

ヘルシーフードを提供するカフェMy GoodnessやCoworking、販売スペースなどサロン的な空間も同居した内装も魅力的だ。2016年にアメリカ建築賞をインテリアデザイン、コマーシャル・インテリア部門で受賞している。
近所をぶらぶら散歩していて、偶然見つけたロケーション。長男が入ろうというので、多少気後れしつつ中を覗いてみたが、次は是非ともスピニングを体験してみたい。

ベルリン・ミッテの散歩道

今日もかなり冷えるが快晴で気持ちの良い一日となった。先週に続き、今週もまだ調子の優れない長男。昨日は保育士のストライキのためキタが休みだったが、今日も引き続き休ませることにした。
熱はないようなので、買い物がてら近所をぶらっと散歩することにした。距離としてはトラムで一駅くらいである。また、いつものように歩きながら気になった建物や看板を写真に撮っておいた。
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freiraum.という壁に書かれたロゴ。以前、どこかで目にしたことがあるなぁ、と思っていたら、知人からちらっと聞かされたことのあるアートスクールだった。アーチ型の高い天井のあるアトリエが開放されており、幼稚園から小学校までの子供向きのクリエイティブコースもあるようだ。
これまた非常に贅沢な環境で、画材や工作の材料がふんだんに用意されており、自由に創作ができるらしい。気になる受講料は週に1度の1時間半のコースで月に65ユーロから75ユーロ。1回の体験コースだと5ユーロ、1ヶ月の体験で60ユーロなので、試しに足を運んでみる価値はありそうだ。
子供の誕生日会も2時間コースで予約できるようなので、予算が許すようであれば是非。

Freiraumの並びに広々とした空間が突然現れた。「あれ、こんなところにあったかな?」と看板を見てみると、Hortとある。Hortとは、小学校の放課後に行われる学童のようなもので、保育士が子供達を預かってくれるシステムだ。工作や遠足などプログラムも様々だ。
入り口から少し中に入って奥を見ると、良く知っている学校の建物に繋がっていた。Hortの裏にはFreie Waldorfschule(FWS)、ヴァルドーフ自由学校があり、最近まで工事中だったのはこのHortだったようだ。ヴァルドーフらしい木の看板や入り口付近に見えた動物小屋、自然に木々が放置されたような空間などに納得がいった。
日本ではシュタイナー教育としての方が知名度の高いヴァルドーフ。ドイツでもその教育方針には賛否両論があるようだ。同じアパートに住む家族は、父親がヴァルドーフ学校の卒業生のためか、子供もやはりこのヴァルドーフ学校に通っている。先日も、太めの丸太を何個も抱えたお父さんの姿を見かけたが、何やら楽しそうな学校ではある。何かの催しがあれば、雰囲気を見に一度遊びに行ってみたいと思う。
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Hortの前を通り過ぎ、ハーケッシャー広場の方へ繋がる道を歩いていると、以前からFacebookの広告で気になっていたCoworkingスペースのwe workのロゴに目が留った。「あ、こんなところにあったのか。」確かに交通の便も良く、気の利いたカフェや洒落たブティックなどが集まるエリアの一角をドーンと占めている。ここも機会があればそのうち覗いてみたい。
この辺りは2000年以降、ハーケッシャー・ホーフを筆頭に急ピッチで開発が進み、今では観光客にも人気のあるエリアに様変わりした。ここ数年でベルリンもスタートアップ企業の集まる欧州の「シリコンバレー」などとも呼ばれるようになったらしいが、時代に合わせて柔軟に変化する街だということに変わりはないだろう。
とまあ、長男の歩くペースでぶらぶらいつもおなじみの道を歩いてみるのも、なかなか発見が多かった。快晴ではあったが、かなり寒かったせいか、夕方にまた熱が上がってしまった長男。それでも楽しかったのか、また週末も散歩に行きたいんだそうだ。右に同じ、である。