Kälte und Dunkelheit / 冬の寒さと暗さ
最近、色々と考え事をしていて正直あまりよく眠れない。
よく眠れないので、朝起きてもかなりボーッとしていて、機能していない。
機能していない、要は疲れていて日常の些細な物事に集中できていない、と言えばいいだろうか。
そんな状態でもジョギングをすると、一時的に目は覚めてきちんと走れるのだから人間の身体は本当に不思議だ。
走り終えると、またどっと疲れて睡魔が襲う。しかも、空腹にも襲われる。もはや二重苦。そんな時は「一体、なんの罰ゲームなんだ。」と自分自身にちょっと呆れる。
それでも、仕事も家事も育児もこなさなければいけない。
まぁ、生活なんてそういうものだ。
きちんと眠れようがそうでなかろうが、1日にやるべきことの量というものは大体決まっていて、それが減るかと言えば全くそうではないからだ。
眠れていない分、いつもはなんてことのないタスクでさえ、こなすのに倍以上のエネルギーが必要になる。
自宅からスーパーへ買い物にいく道中。自宅から学校へ子供を迎えに行く道中。
ふと歩くのでさえ苦痛になる時がある。
「あー、これはよくないな。」と感じる。
人間誰しもこうして調子の良くない時はある。そんな時はできるだけその状態を受け入れて、仮眠できるときは仮眠をして身体を休めるしかないように思う。
「ま、仕方ないよな。いつまでも続くわけでもないし。」
潔く諦めることも肝心だ。
苦手週間というかもはや月間になりつつあるが、やはり自分の苦手なことばかりまとめてやろうとすると、具合が悪くなることはよくわかった。
それでも、進歩があったのだから良しとしたい。
苦手なことをすることで見えたことも多かったからだ。
自分がどんな状態であれ、時間は時を刻むのをやめることはないし、ある意味容赦無く時は進んでいくものだ。
時間に置き去りにされないように、よく寝て毎日をいい状態で過ごせるように、この暗くて寒い時期を乗り越えようと思う。
ベルリンの冬にはいつまで経っても慣れないけれど、冬は冬なりの良さがある。
こんな風に自分と向き合って静かに文字を綴るとか、そういうことは恐らく冬の方が向いている。
それに、静かすぎて思考が内向きになり過ぎれば、ポケゴーに出かければいいのである。暗くても寒くてもポケゴーだ。
特に目的地を決めずに車を走らせるのもいいかもしれない。
当初やりたいことをリストアップしておこう。
・ロシア語(Duolingoがまだ一通り終わらない)
・読書(Erich Kästnerがまだ終わらない)
・車の運転をスムーズに
・部屋の整理(頭の中の整理)
・進行中のプロジェクトを具体的に形にする
・マイプロジェクトに取り掛かる
書いてみると、それほど難しいことでもなさそうだ。
やはりもう少しきちんと寝ることにしよう。