Hospitieren in der Grundschule / ドイツの小学校で授業参観6

ドイツの小学校で授業参観5に続き、6では1年生の算数の授業の様子についてまとめてみようと思う。

内容が重複する部分もあるかもしれないが、もう少しお付き合い下さい。

ウォーミングアップとして担任の先生が両手をさっと上げて、指の数を言わせるゲームを数分間、子供たちと行う。

その次はVerliebte Zahlen「相性のいい数」、足すと10になる組み合わせの練習をしていた。

5+5
9+1
8+2
6+4

6+3=6+4-1
5+6=5+5+1

あくまでも10のまとまりを大切にする考え方だ。

ウォーミングアップが終わったところで、この日は数式を新しい方法で表すやり方を先生がまず黒板に書いて説明し、その単元をワークブック(p.71)で各自解く、という流れだった。

3+7=10
10-7=3

足し算と引き算を⇆で一度に表す方法だ。ワークブックの①と②はクラス全員で解いていく。みんなが解き方を把握したところで、それぞれが残りの問題を解いていた。

⇆の意味をすんなり理解できない子供にはワークブックのFlexとFloraのキャラクターがすごろくのコマを行ったり来たりする、という場面を想像させて理解を促していた。

授業の最後には足し算、引き算ゲームをみんなでやっていたのが面白かった。3人1組で先生が出した足し算や引き算の問題を一番早く解いた子供が次のグループに進める、というもの。

計算の速さを競うことで、指で数えたりせず、10までの計算を習得させるのが狙いだという。緊張して慌てる子、計算の強い子、声が小さくて聞こえなかった子など子供の個性も見え隠れしてなかなか面白かった。

一番自分の席から離れた席まで進んだ子供にはみんなで拍手。こうやって身体を使って楽しく計算を覚えるやり方はいいなぁ、と感じた。

8月に入学したばかりの1年生。2時間目になれば集中力もかなり落ちてくる。子供たちが飽きないようによく工夫された授業だった。

Issinji und Shitennoji / 一心寺と四天王寺

日本ではほぼ連日、外出続きなのと湿気とクーラーで夜にはぐたぐたになっているせいでブログの更新が滞っている。

昨日はお墓参りに一心寺へ行ったので、その足で四天王寺へも行ってみることに。

日本は七夕真っ盛り。

駅構内にも商店街にも笹の葉の飾り付けが見られ、短冊に自由に書き込めるようになっているところもたくさんある。

一心寺の七夕飾り

子供たちも何やら一生懸命、短冊に書き込んでいた。せっかくなので大人もそれぞれ願い事を書いて笹に結びつける。

補習校や本で触れるだけでは余りピンと来ない七夕祭。ここまで色んなところで飾り付けを見かけることになろうとは思っていなかった。やはり祭事は実際に体験するのが一番だ。

四天王寺の七夕飾り

風の強い涼しい日だったので、七夕飾りが風になびいて綺麗だった。

こんな風に七夕の時期にお寺にお参りに行った記憶があまりない。風に煽られてバタバタと揺れる四天王寺の七夕飾りにはどこか迫力があった。

四天王寺五重塔

せっかくなので拝観料を払って五重塔や金塔を見ていくことに。四天王寺は聖徳太子建立七大寺の一つとされている。蘇我馬子の法興寺(飛鳥寺)と並び日本における本格的な仏教寺院としては最古のものであるらしい。

金堂

金堂には聖徳太子のご本地仏である救世観音がお祀りされ、四方を四天王が守護している。

金堂の外に出ると、別世界が広がっていた。現世。

明るいうちから屋台が出ていたので、子供たちは一心不乱でスーパーボールすくい。真剣そのものである。

店番をしていたおじさんが事細かにすくうコツなどを説明してくれていた。

この他にもボール投げやスマートボールにもチャレンジ。どこへ行っても入るまで、ビンゴが揃うまで延々とやらせてもらっていた。

そこはさすが大阪、である。

Looks like shit. but saves may life. / 連邦交通省の交通安全キャンペーン

近頃、ドイツ国内外でCMやキャンペーン広告についての批判や炎上騒ぎが続いている気がする。

Hornbachの「日本人女性変態扱い」CMアースの「外国人虫扱い」CMも無神経さや考えの足りなさ、想像力の欠如などが原因で、かなりお粗末な完成度になってしまっているが、それを連邦レベルでやってしまうのがドイツ。

まあ、これもこじつけではあるにせよ、防衛省自衛隊滋賀地方協力本部が制作した自衛官募集ポスターのような例もあるので、「どっちもどっち」だと言えなくもない。

今回の炎上騒ぎの火付け役は、連邦交通・デジタルインフラ省(BMVI)のアンドレアス・ショイアー(Andreas Scheuer)相。同省から交通安全に関する新たなキャンペーンについてのプレスリリースが出たのが3月22日のことだ。

その動画がこちら。

ショイアーがこの動画の中で「今回のスローガンはお役所言葉ではないかもしれないが、」とあらかじめ断っているように、Looks like shit. But saves my life. と若者を意識したとみられる英語での言い回し。ドイツ語で訳すと、Sieht scheiße aus. Aber rettet mein Leben.「クールじゃないけど、命拾いするよ。」くらいのニュアンスになるだろうか。

ところが、このキャンペーン動画やポスター広告に人気のテレビ番組”Germany’s Next Topmodel” (GNTM)のモデルを起用し、下着姿のポスターを制作したことから女性議員を中心に「性差別だ」と炎上中らしいのだ。

BMVIのプレスリリースページより

こちらが3月23日にアップされたWELTのメイキング・オブ映像を交えたニュース動画だ。

そして、その1週間後に出たHEUTE SHOWの痛烈なパロディ。

連邦交通省のアンドレアス・ショイアー(Andreas Scheuer)相の名前をもじり、”Ist das richtig so, oder beScheuert?”「これは正しいですか、それとも最低?」と言う人がいたり、交通と性交をかけて”Verkehrs-Minister”「セックス大臣」呼ばわりしたりと世間では辛辣な批判がSNSなどで飛び交っているのだとか。

ショイアーいわく、「若い世代の興味を引くために効果のある方法を採用した。」そうだが、女性議員などから「ヘルメットの話をするのに、モデルが下着姿になる必要がどこにある。」「税金を使ってまで作るような広告か。」などと大反発を受けている。

ターゲット層(17歳から30歳)には人気モデルや有名なフォトグラファーを採用していることもあり、評判がいいかもしれないが、それ以外の層から恐らくは予想範囲内の反発が出ている、といったところなのではないか。

「見た目が悪い。」「ヘアースタイルが乱れる。」といった外見上の理由でヘルメットを着用しない若者が多いらしい。そして、それを覆すための今回のキャンペーン。「見た目はクールじゃないけど、命拾いするのだからヘルメットを着用しよう。」言いたいことはヘルメットの着用、これだけ。

BMVIのサイトより

個人的にはヘルメットを被らない人が多いのは、ただ面倒でかさばるという理由なのではないか、と思っているのであまり説得力がない。

ただ、今回の件も政府機関レベルとして打ち出すキャンペーンとしては、もう少し慎重になった方が賢明だったのかもしれないなぁ、と思った次第。

モデル起用はいいとしても、別に下着姿になる必要はなかったのでは。ヘルメットの存在が強調されるという効果は別として。

思わず手にとって、被りたくなる便利でスマートなヘルメットの開発も需要がありそう。

皆さんはどう考えますか?

Subskription / サブスクリプション化

いつからなのかはよく思い出せないが、気が付けば身の回りのあらゆるコンテンツが月額制のサブスクリプションになりつつある。

サブスクのまとめサイトを書くつもりはないので、ざっと思い付くサービスだけを挙げてみよう。

書籍・漫画・雑誌 —> Kindle Unlimited
雑誌 —> 楽天マガジン
音楽 —> Sportify, Apple Music, Amazon Music Unlimited
映像系 —> Netflix, Amazon Prime Video, YouTubePremium
デザイン系 —>Adobe

レジャー系や博物館の入場チケットなどはすでに年間パスなどがずいぶん前から存在するが、上で挙げたようなサービスはまだそれほど長くはない。

Adobeが突然、サブスク化したのはかなり早かったように記憶しているが、その当時はとても違和感を感じたものだ。

月に一定額で読み放題、聴き放題、見放題というのは消費者側にはとてもうれしいサービスである。

この影響を真っ向から受けるのは従来の販売形式を続ける業者だ。本や雑誌、CD・DVDなどの販売が今後伸びるとは思えないし、遅かれ早かれ、全て電子化してしまう運命なのかもしれない。

便利なサブスク、特に音楽系については何度も利用を考えたのだが、なぜかまだ利用するまでには至っていない。

別になくても困らないからだろうか。それとも家にまだ収納場所を取る大量のCDやカセットがあること、できればミュージシャンをサポートするために曲を購入したいという気持ちがあるからだろか。

踏ん切れない原因がよくわからないが、一度使ってしまうと便利さに味をしめて、全てサブスク化したくなるような気がしないでもない。

新しいイノベーションを世の中の状況を見てから採用・受容するという私のようなタイプをレイトマジョリティ、と呼ぶのだそうだ。

そして、便利すぎてコワイと言えば、次に来るゲームのサブスク化だ。スマホゲーム(ポケゴー)だけでもすでに危ないというのに、今度は何種類もの新作ゲームコンテンツが月額料金を払えば、追加の課金なしに遊べてしまうというではないか。

2019年秋にApple Arcadeがローンチする予定で、GoogleもSTADIAというサービスを開発中だ。

Apple Arcade

任天堂のようにこれまで高額なハードを売り、個々のソフトを買わせる、といった従来通りの経営モデルでは生き残れなくなるのだろう。

GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)の4強が強すぎるのが気になるが、やはり大量の顧客データを持つ企業こそ、ニーズに合うコンテンツを集結させサブスク化するという方法を取りやすいのではないか。

便利になるのは喜ばしいことなのだが、街の風景からくつろげる書店やミュージックストア(レコードショップ)が姿を消してしまうのはやはり寂しいことである。

カフェ併設のocelot,

そのうち、カフェもサブスク化する日が来るのかなぁ。コーヒー飲み放題、月額1500円!みたいな。

もしや、と思い検索すると、東京の新宿ですでに実施しているところがあった。月額3000円で通常1杯300円のラージサイズコーヒーをいつでも無料で飲み放題。この料金設定、高いのか安いのか。

cofee mafia

衣食住のあらゆるコンテンツがサブスク化する日もそう遠くはなさそうだ。
実際にすでに多くのコンテンツが市場に出てきている。インド発のOYO LIFEについてはこちらでもご紹介している。

気になる人は「サブスク化」で検索し、まとめサイトを見てみるといいだろう。レイトマジョリティ的にはもう少し世の中の動きを観察してみようかと思っている。

タイトル写真:Apple Arcadeのサイトより

『Pokémon GO』 in Berlin / ベルリンでポケゴー

子供の頃、家ではゲーム禁止だった。さすが親だけに子供のことがよくわかっていたのだなぁと思う。真っ当な判断だし、感謝もしている。

ゲームを与えられなかったから、というわけではないが、小学生の頃は読書にハマって夕飯を返上するくらいの勢いでミヒャエル・エンデの「果てしない物語」やC.S.ルイスの「ナルニア国ものがたり」を読んでいた。

「ここではないどこか」が舞台の冒険物語が好きだった。

任天堂からマリオ・ブラザーズが世に出たときもファミコンなど以ての外で、友達の家でやらせてもらっても、日頃プレーしていない私はひとつめの穴で何度も落ちてしまい先に進めなかった。

苦い思い出だ。

唯一、家でやったことのあるゲームらしいゲームといえば、クリスマス会のビンゴゲームで当てたゲームウォッチくらいだった。

ゲームウォッチはタイミングさえ掴めばすぐにクリアできてしまい、延々と同じことの繰り返しになる。檻から飛び出すライオンを椅子で止める、みたいなゲームだったように記憶している。

音も原始的でライオンが飛び出しそうになると、ビーッと警告音が鳴るくらい。懐かしくなったので、YouTubeで検索してみるとちゃんとアップしている人がいたので、リンクを貼っておこう。

いや、すごい。これはストレスが溜まりそうだ。

そんなわけで、初めてプレーした電子ゲームがこのゲームウォッチで、ベルリンで同僚のカメラマンの置き土産として譲ってもらったプレーステーション2でファイナルファンタジー10をプレーしたときは心の底から感動した。

なんだこれは!時代が違う、と。当たり前である。

グラフィックやサントラの美しさ、ストーリー展開の面白さにどハマりし、案の定、睡眠を返上してクリアする羽目に。当時、一緒に住んでいた相方はドン引きしていた。

1983年ゲームウォッチ→2008年FFX(ファイナルファンタジーX)→2019年ポケモンGO

こんな段階を踏んでゲームをしている人も珍しいのではないかと思う。

前置きが長くなりすぎたが、ポケモンGOをベルリンでプレーしていると、ポケストップになっている街の名所(?)をより知ることができるのが非常に楽しい。

『Pokémon GO』オフィシャルサイトより

散歩している際に、「これなんだろう?」という疑問に全て答えてくれるような感じなので、普段よく歩いている近所の豆知識が自然に増えるのだ。

散歩しながらポケモンはゲットできるし、街のちょっとした別の顔を知れたりもするので、一石三鳥くらいの価値がある。

  • ポケモンのキャラが可愛い
  • 普段とは違う景色が見られる
  • 散歩が楽しくなる
  • ブログのネタにできる

難点はといえば、

  • ポケモンGOに夢中になりすぎて、写真や動画にまで手が回らなくなる。
  • スマホの画面ばかり見ていると人にぶつかりそうになる。
  • 歩きながらモンスターボールをスワイプすると、明後日の方向に飛んでいってしまい、ポケモンを逃してしまうことがある。
  • ポケモンGOに時間を吸い取られかねない。

ポケモンGOと歩いた近所の景色についてはまた次回、ご紹介しよう。

参照:『Pokémon GO』オフィシャルサイト

Schulmobbing 2 / 学校でのいじめ問題(2)

以前、いじめに関する新聞記事が気になったので、ベルリンの学校でのいじめについてこのブログで紹介したことがある。

Tagesspiegelの記事では特に「ドイツ人だ」という理由でいじめられるミッテ区の小学校に通う男子生徒についてとりあげられていた。ドイツなのに、「ドイツ人」だからいじめられる小学生が存在する、というのには驚かされた。

数週間前のいじめのニュース。今度はライニケンドルフ区のハウスオッター小学校(Hausotter-Grundschule)でのできことだ。

11歳の小学生が重傷で病院に運び込まれ、そこで亡くなったというのだ。その後、学校で受けたいじめが原因ではないかとメディアがとりあげ、公に問題になった。

両親がコメントを出すのを控えているため、真相は未だ明らかになっていないようだが、いじめが原因による自殺なのではないかという見方が一般的だ。
「11歳の少女の死」。このニュースにより、ベルリン中に衝撃が走った。

そこで、この件についてブログを書こうと”Hausotter-Grundschule mobbing”で検索したところ、同じ小学校でまた別のいじめが起こったことがわかり愕然とした。

7歳(小学校1年生)の女の子が同級生の女の子に「殺してやる、チビ、デブ。」と言われ、それ以来、学校に行くのがこわくなってしまったというのだ。彼女はすでに医者とスクールカウンセラーを訪れたという。

数週間前にひとりの生徒がいじめが原因で亡くなったばかりである。事件後には懇談会が開かれ、ベルリン市もスクールカウンセラーを派遣したはずである。

亡くなった女子生徒について考えたり、話をしたりする追悼ルームも学校内に設けられ、そこには彼女に宛てた手紙やぬいぐるみなどが置かれているという。

それでも、この学校ではいじめ問題が後を絶たない状況らしい。

なぜか?

2年前に新しく赴任してきた校長、ダニエラ・ヴァルターは20年ほど学校関連の職務に携わっているが、ハウスオッター小学校への赴任が決まった際に一筋縄ではいかないだろう、ということはわかっていたという。

この小学校のある地域は困難な環境で、隣接するレッテエリア(Lettekiez)は社会的ホットスポット(犯罪多発エリア)で貧困家庭も多い。そして生徒の多くが移民背景を持つ子供たちだ。

「しかし、ここには外からの援助を受けようとしない両親も存在するのです。彼らの子供が困難を抱えているのにもかかわらず。彼らは『助けは必要ありません。自分たちで解決します。』と言います。保護者に協力する意思がなければ、どうしようもありません。」

慢性的な教師の人手不足、移民問題、格差社会、デジタル化(SNSを介したコミュ)など複雑な要素が絡み合って起こってしまった事件なのかもしれない。

スクールカウンセリングを派遣しました、即問題解決、というような単純な話ではない。

ベルリンのこの事件を受けて、学校でのいじめに対する世間や行政の関心が高まっている。

11歳の少女の死が無駄にならないことを願う。

参考記事:Berliner Morgenpost: Hausotter-Grundschule: Gedenken an tote Mitschülerin
rbb 24: Die zwei Wahrheiten an der Hausotter-Grundschule

*タイトルおよび文中写真:©Paul Zinken / dpa

Übung macht den Meister / 継続は力なり

あー、今日もまたこんな時間になってしまった。ただ今の時刻は23時。

後、残り1時間でブログを書かなくてはいけない、というか書きたい。

空き時間にブログの細かな設定を変更しようとしたら、思いのほか時間が掛かってしまった。知識が足りないとメニューの設定ですらサクサク進まない。

そんなわけで、肝心のブログを書き始めるのがずいぶんと遅くなってしまった。

言い訳がましく聞こえるかもしれないが、週末は学校がない分、子供たちに付き合ってあれこれしているうちにあっという間に1日が終わってしまう。

我が家の土曜日のスケジュールは娘がバレエで息子がサッカーである。本日のサッカー担当は私だ。先週からいつも使っている体育館にバクテリアが見つかったとかで、ミッテ地区の役所が月末まで使用を禁止。少し離れたところにある幼稚園の体育館まで行かなければいけない。相方が車で娘とバレエに行っている間、私は息子とトラムで体育館へ向かう。

午前中から少しだるそうにしていたので、風邪かなと思っていたら、サッカーの練習が終わってから妙にぐったりしていた。シュートを決めたのに、だ。

甘いものすらあまり口にせず、夕飯も少し食べただけでおしまい。そうしたら、思った通り、夜間に発熱。子供は突然、高熱を出す。

小学生の子供がふたりいると、やはり何かと時間がない。補習校の宿題やら現地校の宿題に加え、サッカーに水泳、バレエにピアノ、とにかく予定がすぐにいっぱいになる。じゃあ、どれかやめればいいのに、と言われるかもしれないが、本人たちが嫌がっているわけでもないので続けている。それに続けていればある程度、形になってくるからだ。

「継続は力なり」ということわざがあるが、ドイツ語の直訳は「練習がマイスターを作る。」というものだ。

だが、実際はほとんどの人がマイスターになれずに終わってしまう。なぜか。

自分に当てはめてもよくわかるが、『続かない』から。

これに尽きる。

人生半ばで同じことを何度も繰り返しても学べないので、2018年の春からそれほど好きでもないジョギングがどこまで続くかトライアルを始めた。

これまでは典型的な3日坊主だったのが、アプリでログを取るようにして、トライアルについてSNSで公開することで、まだ続けられている。さすがに毎日はハードルが高すぎるので、あくまでも継続するのが目標だ。

今年はなかなか出だしがいいので、このペースを維持したいところ。ブログの方も毎日はかなり厳しいというのが本音なのだが、出来るだけ継続して書くスピードと質を上げたいと思っている。

今日は自戒も込めて、この辺で終わりにします。最後までお付き合い頂きありがとうございました。


ワルシャワのプラガ地区 〜SOHO / Warzsawa-4

前回はワルシャワの北東にあるプラガ地区についてGoogleキャンパスなどが入るKoneserを中心に紹介した。

今回はKoneserからさらに東に位置するSOHO Factoryについて。

Koneserから少し戻ってトラムに乗り、Minska通りで下車する。周りにはこれまた見事に何も目立ったものが見当たらず、人通りもまばら。日が落ちるのが早いので辺りのひっそり感が半端ない。

本当にこんなところに?

何もないところだからこそ、新しいものが入る隙間があるのだろう。

トラムを降りて、ぐるっと辺りを見回しているとスッキリとした出で立ちの男性が迷いなく遠くに見えるそれらしき建物に向かってスタスタと歩いていたので、また例のごとく後をついて行くことに。

思った通り、こちらSOHOの住人であった。突然、現れるモダンな建物と真向かいの共産主義の名残が見える建物。これまた強烈な対比である。

このSOHO Factory、モダンなアパートと恐らくはコワーキングスペースやスタートアップのオフィス、その階下には保育園の施設などが完備されている。

敷地内にはオシャレな雰囲気のレストランもあり、夏場はテラス席なども出ると思われるのでかなり人出もあるのだろう。

ホームページが工事中で詳細が確認できないものの、SOHOも古い工場の跡地をうまくリノベして再開発された良い例だろう。使用されなくなった線路と車両をオブジェとして残しているところにも好感が持てる。

この敷地内にあるネオンミュージアムがここでのメインイベント。この博物館は個人所有で2005年以降、欧州で唯一のネオンを扱う博物館としてオープンしている。そして、ここに所有されている多くのネオンはポーランドポスター学校のメンバーであったグラフィックデザイナーたちが手がけたものである。

ポスターアートとネオンのフォントデザインがここで繋がるとは!ポーランドでは広告規制の厳しい中、50年代から70年代にかけてネオンライトは黄金時代を迎えた。灰色のどんよりとした街並みにネオンの輝きだけが街に色を与えていたに違いない。

ネオンの光は革命から生まれたものでもあり、国家のプロパガンダにも利用されるというアンビバレントな存在だったのかもしれない。

ネオンミュージアムを観た後に目にするネオンサインは、またどことなく違った印象を与えてくれた。

ネオンミュージアムのHPより

ネオンミュージアム、オリジナルのカップ。底面のロゴもいい。