Vabali Berlin / ベルリンのスパ

長女の10歳の誕生日が明日だということは、結婚してから10年が過ぎたということだ。

結婚という形にそれほどこだわりがなかったので、出産間近に「空いていれば」式を挙げようか、と戸籍役場に足を運んだら係の人が親切で「予定日間近だけれど、ひとつ空きがありますよ。」と言ってくれた。

そんなわけで、戸籍役場で式を挙げたのが長女の出産4日前だった。

披露宴パーティーのようなものも出産間近だったのと、ふたり揃って「パーティーがしたい!」というタイプでもなかったことから結局、それ以降も何も企画しなかったのである。

とまあ、こんな風なのだが、相方が珍しくやる気(?)を出して結婚記念日10周年だから、とベルリンのスパに行くことを提案してくれた。

タイミング的にもロケ2本、取材1本を終えた後でフラフラだったし、リラックスできるのであれば助かる!ということで喜んでその提案に乗ることにした。

実は以前にも一度予約をしておいてくれたことがあったのだが、その時は長男が体調を崩し予約をキャンセルすることになってしまった。

相方の仕事の帰りも毎日遅く、私も出張が中心の仕事柄、なかなか二人でゆっくりと何かをする、という機会が持てない。

そもそも一人で行動するのが全く苦痛ではないタイプなので、暇さえあれば一人で行きたい映画やコンサートを見つければさっさと出かけてしまうのが私の性分。

相方としてはたまには一緒に何かをしたいのだろう。ドイツはどちらかというと、夫婦水入らずの時間を大切にする文化だと思うからだ。

それはそうと、今回はリベンジの形でベルリン中央駅の裏側にあるVabaliというスパに行ってきた。

相方は一度、以前の同僚から誕生日プレゼントとしてスパのデイカードを利用したことがあったのでその良さは既に知っている。

Vabaliは名前の通りバリ所縁の内装だが、その辺にあるようなキッチなものではなく、建築資材も現地から取り寄せられており落ち着いた気持ちの良い空間設計になっている。

外から見た感じではその広さが全く想像できないが、敷地面積も2万平方メートルとかなり広く、2階のテラスから周囲を眺めるとアジアテイストの屋根が木々に囲まれており、そこがベルリンだというのが信じられないような景色が広がる。

噂に聞いた通り、ロッカールームも男女共用で、温水プールやサウナ(バスタオルの使用可)も一糸まとわぬ姿での利用になるが、別に慣れてしまえば何ということはない。ドイツの裸文化とはそういうものなのだ。

ただし、館内を歩いている人たちはバスローブを着用しているので、FKK(ヌーディズム)のビーチなどに比べ「裸でなければならない」的な圧迫感があるわけではない。確か、このスパができたばかりの頃は館内全てがFKKだという話だったので、途中で規定が変わったのかもしれない。

Ruheräume

リクライニングチェアもここそこに設置されているし、午前中は比較的空いているので気兼ねなくゆったりと過ごせる。

「何これ、最高では!?」

今回は長男のお迎えの時間があっという間に来てしまったため、サウナを利用する時間は取れなかったのだが、また近々行って色々と試してみようと思っている。

クロイツベルクにあるハマムにも前々から行きたいと思いつつ足を運べていないので、また機会があればチャレンジしてみたい。

これからどんどん寒く暗い冬に突入するベルリン。

たまには日頃の疲れを取るために、ゆったりとした贅沢な時間を自分に与えてあげることも大切だ、と思った次第。

Day Spa Suite

ベルリンのVabaliオススメです。アロマオイルマッサージも受けてみたが、こちらも予想以上に本格的で良かった。是非お試しあれ。

館内で写真撮影が不可だったので、イメージ画像は全てVabaliのHPから借用しています。

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