ドイツの誕生日会は大変だ! 〜Kindergeburtstagsfeier〜
ドイツの子供たちにとって、クリスマスに続く一大イベントといえば誕生日会だろう。
日本とは違い、ドイツではかなり盛大にパーティーを開くのが一般的だ。
ケーキと食べ物を用意して子供たちを自宅に招く、といったおもてなし系ではなく、どちらかといえばエンタメ系のイベントといえばいいだろうか。
我が家の子供たちがこれまでに招待された、誕生日会のバリエーションを以下に一部挙げてみた@ほぼBelrin市内
- Tommys Turbulente Tobewelt —> インドアプレイルーム
- Jump House —>トランポリンハウス
- Der Kegel —> ボルダリング、トップロープクライミング場
- Bowlingcenter
- Deutsches Spionage Museum —> スパイ博物館でガイド案内付きのスパイ入門
- Museum für Naturkunde —> 自然科学博物館で化石掘り
- MACHmit! Museum —> 参加型ミュージアム
- Extavirum —> 実験系博物館(ポツダムまで移動)
- Harry Potter Austellung —> ハリーポッターに関する展示(バベルスベルク)
スポーツ系や博物館系が人気のようだ。招待する側も大変だが、多い時には毎週末誕生日会に呼ばれる月があったりもして、プレゼント代も正直バカにならない。
ベルリン市による「子供の誕生日」というカテゴリーのサイトがあるくらいなので、興味のある方はご参考までに。誕生日会のロケーションやプログラムの提案、食事、プレゼントについてなど、かなり詳しい情報が網羅されている。
ベルリンの住宅事情で日本と大きくちがうのは、なんといってもその広さ。だたっ広い家に住んでいる人たちも多く、子供たちを大勢呼んでホームパーティーをする家庭もある。
その場合でも、Topfschlagen「なべ叩き」やら、Eierlauf「卵リレー」といった直訳するとよくわからないゲームを用意しておかなければならない。Schatzsuche「宝探し」くらいなら、まあなんとなくは分かる。
とにかく初めて聞く単語だらけである。いや、ほんと育児用ドイツ語、耳にしたことがない分、最初は何かとハードルが高い。ドイツで幼少期を過ごしたわけではないので、当然ながらドイツで育った人であれば誰でも知っている子供の遊びを知らないのである。
これ実は、同じようなことをクリスマスソングを幼稚園や小学校のイベントで歌う際にも感じた。うわー、知らない!聞いたことない!と。
自分で検索してまじめに練習するという手もあるが、そのうち嫌でも覚えるのでご心配なく。クリスマス間近になると、子供が延々と歌うはずなので、なんとなく頭に入ってくるはずだ。
とまあ、話が逸れましたが、郷に入れば郷に従えでやっていると、イベントのオーガナイズも年々慣れてくるというわけ。
面倒なのはちっとも変わりませんけどね。
*タイトル写真はDeutsches Spionage MuseumのHPから借用しています。