TimeRide-VR Tour / ベルリンの壁をVRツアーで体験

旧東ベルリンをバスで周ろう

こんなタイトルの記事を目にした。タイトルの下には30年前のチェックポイント・チャーリーをVRで体験、とあった。

今年はベルリンの壁崩壊30周年記念。

まだ30年しか経っていないと見るのか、もう30年も経ったのか、と感じるのかは人それぞれだろう。

私はどちらかというと前者の方だ。「まだ、壁が崩壊してから30年しか経っていないのか。その割にはベルリンもずいぶんと変わったな。」と。

壁崩壊後の混沌としたカオスだった頃に比べると、街の魅力だった「隙間」がことごとく埋め尽くされてしまったような気がする。

「何もない場所」「空き地」「廃墟」など一見何の役にも立たない場所というのは可能性がたくさん隠された魅力的な空間なのだと思う。

そんな「隙間」どころか、住む場所が簡単に確保できない状況になりつつあるのが現在のベルリンだ。いわゆる普通の値段ではなかなか賃貸アパートを借りることができなくなってきているためだ。

90年代のベルリンも住宅難だったように思うが、当時は住める状態の物件が少なくてそうなっていた。

石炭ストーブ、シャワーなし、階段の途中の共同トイレなどもスタンダードだった頃だ。いつ崩れ落ちても不思議ではないので、バルコニーの下を歩かないように気をつけていた頃だ。

さて、ボロボロのアパート群がVRで体験できるのかどうかは不明だが、TimeRideという会社が8月24日にチェックポイントチャーリーの側にタイムトラベルセンターをオープンするそうだ。

1時間ほどのツアーは以下の4つのステーションに別れている。

Station 1 – Der Checkpoint Charlie

ベルリンの壁の検問所として最も有名な場所。センターのすぐ向かい側に位置するチェックポイントチャーリーからツアー開始だ。

Station 2 – TimeRide Ermöglicht einen Blick durch die Mauer

センターに戻り、文字通り壁を通り抜けて当時の西ベルリンと東ベルリンの日常を比較することができる。

Station 3 – Die Zeitzeugen

続く部屋では、当時を知る証言者の身の上話が中心のテーマだ。証言者と一言にいっても壁にまつわる体験は実に様々だ。ツアー参加者は労働者、建築家、そして西側からの旅行者の中から同行者を選ぶことができる。

Station 4 – Die TimeRide Virtual-Reality-Fahrt

VRツアーのハイライトはバスに乗って80年代のベルリンの街を体験すること。チェックポイントチャーリーでの検問や当時のフリードリヒ通りの様子、共和国宮殿などをVR体験できる。ベルリンの壁が崩壊したオリジナル映像も見ることができるようだ。

©TimeRide

Berlin VR-Tour: Lohnt sich alleine oder in Gruppen

この1時間ほどのツアーはひとりでも8人以上のグループでも楽しめる構成になっている。子供は6歳以上が望ましいようだ。チケットはオンラインで入手するか、直接センターで購入できる。

Öffnungszeiten: Montag bis Sonntag,10 bis 20 Uhr
Adresse: Zimmerstraße91, 10117 Berlin, direkt am Checkpoint Charl

料金は子供(6-17)および学生11.50 EUR(前売り10ユーロ)、大人14.50 EUR(前売り12.50 EUR)

参照記事:techfieber / TimeRide: VR Zeitreise zur Berliner Mauer


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