ベルリン・ミッテの散歩道(3)
前回の続き。公園の側にあるハイネ像の向かいには先日までファッションウィークのメイン会場だった建物がある。
今ではもぬけの殻でこの通り。ロケーションも悪くないし、何と言っても敷地面積が広いのでアートイベントや展示会によく利用されている不思議な建物だ。引き続きレンタルスペースとして存続してくれることを願うばかりだ。
並びにはこんなスペースもあった。
白いポストカードにはRENT THIS SPACE MO@MOWHITEMAN.COM という文字が。
リンクをクリックしてみて、なるほど〜。流行のCoworkingを利用した広告というか、確かに目を引くやり方ではある。実際にレンタルできるのか聞いてみたいところ。
さて、その並びに今度はまた馴染みのないスペースが。なぜか、「ママ!自転車やで。入ってみよう!!」と自ら進んで中に入ろうとする長男。
自転車ショップではなく、サロン兼カフェ併設の小洒落たトレーニングジムのようだった。
BECYCLEはインドアサイクリングのエクササイズを旬のベルリンサウンドと共に楽しめる、というこれまたユニークなコンセプトのジム。barre、power yogaやHIITといったプログラムもあり、fbでの評価はほぼ5という高い評価を得ている。一度足を運んでみる価値はあるかもしれない。
それにしても、最近のミッテは一体どこへ向かっているのやら。。小洒落たカフェにブティック、ジムにCoworkingスペースのオンパレードで、どこへ行ってもまず英語が耳に飛び込んで来るようになってきた。DDR時代のハイネ像もびっくり、というやつだ。
この日、Brunnenstr.を北上し、長女の通う小学校の裏手にあるフランスカフェ・dubonheurに行きたいと思っていたのだが、思いのほか発見の多い散歩になった。目的のカフェとエクレア、(マカロン)の美味しかったことは言うまでもない。
マカロンを欲張ってふたつも選ぶおチビさん。もちろん、一口も分けてもらえず。トホホ。
マカロンは次回。