ベルリン郊外で果物・野菜狩り

これぞベルリンの夏休み。
今年もイチゴ狩りのタイミングを外してしまったのだが、りんごには早いかな〜、ブルーベリーはあるかな〜、野菜だったら必ず何か食べごろだよ、なんて言いながら友人に教えてもらった果物と野菜の収穫出来る農場へ行ってみることにした。ベルリンからは車で北西に40分ほどで、とても行きやすい場所にあるのもいい。
これまた大きな看板などが出ていないので、危うく通り過ぎてしまいそうになったが、だだっ広い敷地に車が数台停まっていたのが何とか目印になってくれた。ドイツで初めての果物・野菜狩りなので勝手が分からない上に、どこにも案内書きなどがない。新鮮な野菜が売られているテントにいた女性に尋ねると、自分で好きなものを採って後でそれを量り売りするということらしい。ナイフ一本とかごを借りていざ出陣!
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ブロッコリ、カブキャベツ(Kohlrabi)、ジャガイモ、キュウリ、トマト、カボチャ、ズッキーニ、ラディッシュ、ポロネギなどが、美味しそうに埋まっていたり、ごろごろ転がっていたり、たわわになっていたりする。それを見て回るだけでも何だかわくわくするのだ。
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奈良のベッドタウンに住んでいた当時は、まだ開発がそれほど進んでいなかったので近所に畑や田んぼがあり、作物や蛙にアメンボなどを目にする機会も多かったし、空き地や公園に行けば色々な虫を見つけることができた。ベルリンも緑や公園が多いとはいえ、子供たちが日々の生活で自然や土に触れる機会がどうしても少なくなる。虫と言えば、ジャガイモを引っ張って掘り起こしている時に、害虫だというコロラドコウチュウ(Kartoffelkäfer)に遭遇したり、バッタがぴょんぴょん飛んでいたりと街中では遭遇しない虫を見つけて子供たちは大喜び。これだけでも来た甲斐があるというものだ。
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小腹が空けば、手にしたキュウリをぽりぽり齧ればいいし、りんごの木からもぎたてのまだ少し酸っぱいりんごを齧ればいい。りんごはまだ時期的に少し早かったようなので、次回はりんごメインでまた郊外に足を伸ばそうと思う。

 



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